2011年1月29日土曜日

平和への道

久しぶりのブログです。
寒いですが、お元気ですか?

少し長くなってしまいますが、
最後まで読んでいただけると嬉しいです。
皆さんにも考えて頂きたいからです。

テレビ番組で、世界遺産の「スターリ橋」が紹介されていました。

~以下、簡単な説明~
ボスニア・ヘルツェゴビナの街、「モスタル」。
モスタルは90年代、激しい内戦の舞台となった街。
それまで仲良く暮らしていたイスラム教徒とクロアチア人の
ふたつの民族が殺し合いを始めました。
戦後15年経った今も、街には銃弾の跡が無数に残り、
互いの民族の心の傷はいえていません。

そのモスタルで、川に男たちが集まっていました。
「スターリ橋」で飛び込み大会が開催されます。
400年の歴史があるという飛び込み大会。
高さ20mからの飛び込みは、男の証。
しかし、内戦前は民族関係なくモスタル中の男たちが参加した飛び込み大会も、
内戦で生まれたわだかまりから、クロアチア人の選手の姿はほとんどありません。

民族和解を願う、優勝候補のイスラムの飛び込み選手が立ち上がります。
彼は、なんとかモスタルのクロアチア人に大会に出てもらいたいと、
同世代のクロアチア人を説得します。
過去のわだかまりをこえ、参加に踏み切ったクロアチア人。
いまだ戦争の憎しみが消えないボスニア。
未来に向けて奮闘する男たちの姿を通して、
和解への希望の光が見えてきました。

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簡単な内容を上記に書かせていただきました。
詳しくは興味ある方は調べて頂ければと思いますが・・・

イスラム教徒、クロアチア人の間で、歴史の中で起きた内戦。
元を辿れば、オスマン帝国が攻めてきた14世紀まで話は遡る。

人の心の傷は簡単に癒えないかもしれない。
しかし、その傷がある上で、人の心で解くしかない。

一人の若者が、深い傷があることを百も承知の上で、
野次られることも覚悟の上で、
「飛び込み大会」
という中で、人同士の和解、平和の真に迫る。

最初は戸惑っていた人達も、
大会当日に向けて少しずつ気持ちに変化が
生まれていく。
大会が終わって、何かが変わり始めたのがよく伝わってきた。

最後に飛び込み選手の彼が
「スターリ橋は人を分ける橋ではなく、
人をつなげる橋であってほしい。」
とメッセージを残していた。


世の中から思うと、私一人というのは極々小さな小さなものだけど、
何ができるかを考え、自問自答しながら諦めずに生きていきたいと思う。
私ができる「音楽」を通して、
何かを伝えられるといいな。。。
人をつなげられたらいいな。。。
人とつながっていたいな。。。

2011年1月1日土曜日

新年のご挨拶

あけましておめでとうございます。

2011年
皆様のご多幸と健康を心からお祈り申し上げます。

音楽と人と共に
心豊かな一年を!!

2011.1.1.

稲岡千架