3月11日東北関東大震災。
1週間は過ぎた。
皆さんがご無事であること、
皆さんの周囲の大切な方々がご無事であることを
祈る日々です。
何度かブログを書こうとしたが、
何を書いていいのかわからない。
関東も激しく揺れて、私も主人も仕事場から翌日の帰宅となったが、
命もあり、この1週間は電気・ガス・水道のある生活もできている。
被災なさった方々のことを思うと、何と恵まれていることだろう。
家族があること、普通にあること、日常を送れることの有難さを感じた。
そんな中、音楽をする人間の中でも、
「こういうときは、音楽をするものだ!」と
地震の翌日から聞こえてくる声もあった。
でも、私は地震から2、3日は音楽をする気が生まれなかった。
余震と原発と、いろいろな電話やメールでのやり取りの中、
テレビから流れる映像が、あまりに非現実的で理解できなかった。
練習もしなくてはならないのだが、音を出せなかった。
でも、少しずつピアノを弾きはじめた。
まるで自分を慰めることから、亡くなった方への慰めでもあった。
そうすると、少しずつ心が落ち着いていった。
地球にも「どうか、静かに戻ってください。」と祈りを込めるように。
1週間になって、ようやく
「いつか、被災した人、傷ついた人、人が音楽が必要になった時に、
いつでも差し出せるように、準備をしていこうか。」
という思いが生まれてきた。
自然の中に人は生きていて、地殻変動は地球の歴史においては、
ほんの少しのことだろう。
我々人間は地球に住まわせてもらっているのだろう。
ただ、今は日本人・地球人が本当に大切なことをみつめて、
それぞれにできることで、
共に懸命に生きていくことかもしれない。
今日はようやく、余震も落ち着いてきたかと思ったが、
夜になり震度5の揺れがあり、
ご近所の方はラジオを手に持って、外に出てきた。
まだ、いろいろと私の考えも時間と共に変化していくと思う。
私たちの未来のために、何ができるだろう。
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