2013年3月20日水曜日

ルドルフ・マイスター教授@2013音楽合宿終了

久しぶりのブログ更新・・・。失礼しちゃいました。
リサイタルの後、生徒さんの弾きあい会や入試、2回本番をしているうちに、
気が付けば3月下旬。早い!!

3月9~15日まで一週間、毎年恒例の
ドイツ時代恩師のマンハイム音楽芸術大学学長のルドルフ・マイスター教授の
音楽合宿が魚沼市小出郷文化会館大ホールで開催されました。

私も2005年の帰国以来、ずっと携わらせていただいております。
通訳アシスタントとして携わりながら、今年はブラームスのレクチャーでは
初期の作品からスケルツォOP.4を演奏させていただきました♪

いつものことながら、音楽を深く掘り下げて、音と向き合う一週間は
大変充実しています。朝から深夜まで。音楽とドイツ語の日々。幸せ。
受講生の方は幅広い世代、下は中学生~上は60代のピアノ講師まで。
皆、音楽の前では平等に学ぶことができます。

今年は、中・高校生の勢いある演奏が印象的で、
他の世代の方々も触発されて、其々に懸命に取り組んでいらっしゃいました。

今回で17回目を迎えたロングランのこの音楽合宿も、
何度か「終わり」を迎える危機があり、今回も「休止」を覚悟の上での開催でした。
しかしながら、マイスター教授の前進する思考と、多くの受講生の思いが一つになり、
新しい組織運営の上で、次回も 「継続」 という発展が得られました!!

いつかは、終わりは来るものです。
ですが、必要とする人が多くいる中で、辞める必要性はどこにもありませんでした。

「前を向いて、皆で知恵を出し合い、発展的な前進をする。」

人間が本来持つ、クリエイティブな力を想像力を持って、発展することができます。
私自身、多くの学びある充実した時間でした。

私もこの運営に今後は更に、大きく関わって参る次第です。
この講習会は魚沼市の皆さんに育てていただいたものです。
私もその一人なのだと、実感しました。

どんな恩返しができるだろうか。

循環させていきたい。音楽も人も。

先生の言葉を借りるならば、

「音楽への愛の気持ちから...」