2010年12月31日金曜日

よいお年を♪

2010年 とても充実した一年でありました。

皆様に感謝したいと思います。

一人ではできないことが、
皆様の温かい御心によって
よき時間を重ねることができました。

ありがとうございました。

よいお年をお迎えください♪


2010.12.31.

稲岡 千架

2010年12月21日火曜日

16日東工大リサイタル@御礼

16日東京工業大学でのリサイタルが終了しました。
ありがとうございました。



感覚を研ぎ澄まして、演奏を聴いてくださったお客様に
心から感謝申し上げます。
聴衆の皆様が、作品を一緒に作り上げてくださったように思います。


東工大の肥田野教授には、私の我侭なプログラムにもご賛同いただき、
温かいお心で受け入れてくださいました。


ユーロピアノ調律師の野中さん、
スタッフの皆様には、多くを助けていただきました。


90歳になるベヒシュタインは、とても素朴で温かい声を出してくれました♪


こうやって思うと、やっぱり演奏というのは一人ではできず、
多くの人の力を借りて、成り立つものだとつくづく思います。


本来、このリサイタルはピアニストの末永匡さんの公演でした。
急遽、バトンを受け取り、演奏する運びとなりました。


アンコールに末永さんのレパートリーであるクルタークの作品で
バッハにオマージュした作品を演奏させていただきました。
末永さんの復帰と、次回は彼の演奏を・・・
という祈りとメッセージを込めて♪

末永さんの演奏を楽しみにしていらっしゃる方が多くいると思います。
是非、次回は末永さんの演奏を楽しみにしていてください!


私のSOLO・リサイタルは今年はこれで終了。
あとは、24日にヴァイオリンとのDUOです!
非公開なので、皆様にはお聴かせできませんが、
竹中勇人さんと聴衆の皆さんで、
楽しんで今年最後の演奏をしてきたいと思います♪


全ての一期一会に感謝!

2010年12月12日日曜日

Aus Deutschland ~ドイツから~

私は、今、ドイツのマンハイムに滞在中。

7~14日までドイツへ約6年ぶりの訪問。
いや、今回は訪問というより、完全に里帰りとなっている。

こちらは雪と寒さで外へ出ると顔の表情が固まってしまう・・・
でも、心はすっかり、クリスマスな街の表情にウキウキしてしまう♪

ドイツ滞在記は帰国してゆっくり書きたいと思います。

帰国してすぐの、12月16日(木)18:30~
東京工業大学・大岡山キャンパスにて
リサイタルがあります♪
Art at Tokyo Tech 2010 Autumn Winter
是非、いらしてください!

私の大事な友人からの急なお話でした。
ドイツからの帰国後すぐで、まだ時差ボケしていると思いますが、
今、ドイツに滞在しながら、いろいろと考えて、楽しみにしています。

沢山書きたいことも、あるのですが、
今日はこの辺で・・・

Alles Liebe!

2010年12月2日木曜日

さっくす・さっきょく

サックスの河西麻希さんの全曲初演の本番が5日。

ここのところ、河西さんとのリハ。

昨日は母校である東京音大にて、作曲の先生方3名立会いリハ。

先ずは藤原豊先生。

ロカでも大変お世話になっているが、
先生の作品は演奏者を気持ちよく楽しませてくださる。
先生は演奏もピアノはじめ、いろんな楽器が達者でいらっしゃるから、
演奏者の気持ちを十分に配慮されてある。
勿論、今まで書いてらした作品数も膨大であるわけだから、
経験値も並ならぬものだと思う。


槙田友紀先生。

ジャズピアノ奏者であり、作曲家でもある。一児のママ。
2ヶ月になる赤ちゃんもリハにご機嫌で立ち会ってくれました。
やさしい友紀さん、彼女の演奏を生で是非、聴いてみたいと思った。
作品は勿論、おもしろい。
昔、叔父がジャズのCDを沢山聴かせてくれた、あのサウンドを思い出したり、
ヨーロピアンジャズトリオを思い出したりした。


植田彰先生。

この作品は歌2人が加わります。彼らは大学時代の後輩。
植田作品はいろんな場所で演奏しているが、
演奏家は弾きにくいといいながら、ヤミツキになるように思う。
ある程度、覚えないと弾けない作品。
彼の音楽がしっかりそこにある。

明日は、豊住先生の作品立会いリハと、
ガルータ作品のトリオをサックスの福本先生加わってのリハ。
いよいよ仕上げです。

他に荒尾岳児先生の作品も演奏されます。
荒尾先生ご本人がピアノを演奏され、河西さんとのDUOです。
こちらも楽しみです。

チケットは即完売で、もう皆さんをご案内できないのが、
残念極まりないです。。。

いらしてくださる皆さんに、これらの多くの作品を味わって頂けるように
もうひと頑張りしてみます!

2010年11月15日月曜日

初演

昨日、14日、
YMS荒井赤羽センターでのサロンコンサートを終えました。

以前に教えていた生徒さん達が沢山いらしてくださいました。
彼らに多く教えてもらった私は、
自身の音楽を通して、何かしらを感じとってもらえたらいいな・・・
と思います。
集中して聴いてくださった聴衆に感謝。

久しぶりにショパンの2番ソナタも演奏しましたが、
やっぱり難しい。笑
そう簡単にはいかないですね。

今回は、私に献呈された邦人作品のピアノソロ版初演でした。
作曲家と私というテーマで取り組んでみました。

当日、作曲家の壺井一歩さんも駆けつけてくださり、
作曲家の生の声をお客様に届けてくださいました。

国や時代に関係なく、今あるもの、既にあったものに
妙な壁を作ることなく、
ただ純粋に音楽と向き合っていたいと思いました。

壺井さんの曲、植田さんの曲、もう少し深く読んで、
皆さんに届けていきたいです。

さて、今日からは12月5日のサックスとの演奏会のリハ。
全曲初演!チケット既に完売!
なかなかチャレンジャーなサックスの河西麻希さん。
今日から必死にさらいます♪

2010年11月10日水曜日

11月14日(日)ご案内&訂正

11月14日(日)ヤマハミュージックストア荒井 赤羽店5階サロン
13:00開演 ワンコインコンサート500円

「作曲家と私」

というテーマでソロのサロンコンサートを催します。

!!開演時間の訂正をさせてください!!


♪13:00開演です♪


14:00となっておりましたが、間違いです。気をつけてください!
申し訳ございません。


「作曲家と私」というテーマ。
当日、なぜこの作曲家なのかを皆様に話しながら
演奏していきたいと思います。

今回、私に献呈された二人の邦人作品を演奏するので、
そちらも是非、楽しんで頂けたらと思います。
ピアノ・ソロ版は初演です♪

邦人作曲家、先ずお一人目、
壺井一歩氏はピティナのE級課題曲を書かれたり、
マンドリンやオーケストラ、歌曲、幅広いジャンルを書いていらっしゃいます。

もうお一方は
植田彰氏は東京音楽大学で教鞭をとられ、
武満徹作曲賞優勝など数多くのコンクールで入賞なさっています。

老若男女問わず、いろんな方々に
聴いて頂けたら嬉しいです♪

気軽に入れるサロンコンサートです。
まだ、席も残っていると思います。

是非、主催をしてくださってるYMS荒井赤羽店にお問い合わせください!

(問)ヤマハミュージックストア荒井
TEL 03-3598-2395

勿論、直接、稲岡まで↓ご連絡頂いてもOKです。
chikaiina7@gmail.com


500円ワンコインで、気軽にフラッと楽器店に遊びに行く感覚で、
赤羽の商店街を歩いていらしてください。
皆様とお会いできることを楽しみにしています!

~プログラム~
モーツァルト:ロンドニ長調
シューマン:アラベスク
ショパン:ピアノソナタ第2番
壺井一歩:詩人の幻想航路
植田彰:飛燕

因みに、前日の13日(土)は14時~同じ場所で
ピアニストで私の高校の先輩、
杉崎幸恵氏のサロンコンサートもあるので、
そちらも是非、足を運んでみてくださいね!

では、会場でお会いしましょう!!

2010年11月3日水曜日

まどみちおさん

「ぞうさん」や「ふしぎなポケット」などの作詞家。
日本の詩人。

まど みちお さん 100歳

私は小さい頃から、彼の歌が大好きだった。
沢山歌った。

彼の詩だけでなく、いろんな歌を幼き頃に、姉弟や母と歌った。
たいていの場合、歌詞が途中で鼻歌になったり、ヘンテコになる。

何故だろう、「まど みちお」さんの詩は「言葉」を間違えない。

彼の詩には
「?」不思議のクエスチョンがある。
「!」感嘆符で返ってくる。

彼は「?」と「!」があれば、それで人間は生きていけるのではないかと。
おっしゃっていた。

あまりに彼の言葉にはいろんなことがあって、
ここには書ききれないが、
日々の生活、そこにいる虫、人間、生物、涙、空、地球に
全ての教えがあり、感動があり、感謝があり、幸せがある。

久しぶりに、いろんな詩集を読んでみたくなった。

2010年10月27日水曜日

日々精進

本番を一つ、一つと終える度に
多くを学び、考えさせられます。

勿論、本番から学ぶことがあるのですが、
それまでの過程で学ぶことが多くある10月でした。

その時は、懸命にやっているつもりでも、
あれが、本当にその場でできる懸命だったのか?
と自問自答してしまいます。

その学びを無駄にしないように、
これから先に生きるように、
また、日々精進して参りたいと思います。

より深く音楽を届けられるように・・・

2010年10月17日日曜日

いろいろと・・・

10月のブログは今日が初。。。
すみません。
今日はいろいろと・・・



先ずは一つ目はご報告。

以前に5月27日のブログに書かせていただきました、

横浜の大倉山記念館のピアノについて。

理事長はじめ、会館スタッフの皆様の熱意によって、

横浜市からピアノ大修理の許可が下りたようです。

嬉しい知らせでした。年末から修理が始まるようです。

蘇ったピアノの音を楽しみに、皆さんも是非、

大倉山記念館へ足を運んでみてください♪



それから、本日の2つ目はお知らせ。

10月21日(木)19:30~竹芝ニューピアホールにて

シューマンとブラームスのピアノ五重奏の本番です♪

メンバーはヴァイオリン1st.末延麻裕子さん、2nd.竹中勇人さん、

ヴィオラ阿部真也さん、チェロ菅野大雅さん。

皆さん、其々に個性的。初めて演奏するメンバーもいたり、いろいろ。

5人でどのようにできるのか、挑戦であり楽しみであります。



3つ目。楽しいこと。

昨夜、ピアニストの長町さんと会食。

とてもワクワクする企画が来年に向けて進みそうです♪

早速、今日は曲目候補が知らされてきました。

また、追って詳細を知らせていきます!

2010年9月28日火曜日

リハ・本番

今日は立て続きにブログ更新。
すみません。まとめブログです。笑

先週末は10月21日公演のピアノ五重奏初リハーサルでした。
シューマンにブラームス。濃い二人の作品。
メンバーは初対面の方もいれば、
ヴァイオリンの竹中勇人さんとは学生時代から何度も演奏している友。
五重奏となれば、規模も大きい。
さて、どうなるか。
本番までのリハーサル数回で皆で音楽を作っていけるように
がんばります!

今日は夕方からヴァイオリン2台とピアノのリハーサル。
そのまま今夜はヴァイオリニストの鈴木葉子さん宅にお泊り。
明日は朝から本番。

明後日はピアノトリオのリハーサル。
明々後日はピアノ五重奏のリハーサル。

さて、今から練習開始!

御礼@ロカ

先週のアンサンブル・ロカの本番は、盛況でした!
いらしてくださった皆様、ありがとうございました。
御礼が遅くなってしまい、申し訳ございません。

今までのロカ定期公演の中で、
一番、本番を楽しめた!
というメンバーが多かったです♪


作曲の先生方は素晴らしい作品を書いてくださいました。

豊住先生の作品は超・現代音楽が苦手な方でも
幅広い層に楽しんで頂けるような作品です。
アンサンブル団体に書いてくださった、先生の心を感じます。

壺井さんの作品は自然にある、別個のものが
一緒になったり、離れたり、あるがままのような・・・
最初はよくわからなかったのですが、本番が近づくにつれて、
彼の思う音の存在が少しずつ、見えてきたように思います。
今後の彼の作風が楽しみです。

糀場先生の作品はいろんな方に聴いていただきたい。
そしてもう一度、演奏したい。
どこかで、披露する機会がほしいです。

ソリスト陣も素晴らしかったです。
クラの石村さん、ファゴットの山下さん、ホルンの友田さん。

最後のファリャも楽しかった。

日本人の演奏家として、現代の邦人作品を演奏し、
世に出していくことをしていく必要があると思います。
我々はそこで、生きているからです。

新曲を演奏家が作曲家から頂くときには、かなり演奏会間際になります。
限られた時間で消化していかなくてはなりません。
ですが、一回限りの演奏ではなく、作品というのは
何度も、様々な演奏家の手によって披露されていき、
よりその作品は生きて、進化していくものではないでしょうか。

今までのロカに委嘱された作品含め、
もっと多くの皆様に触れて頂きたい作品があります。

お客様も是非、聴いて、体験してみてください。
そして、いろいろと感じて頂ければ幸いです。


次の公演に向けて頑張ります!

2010年9月7日火曜日

やってくる!!

Ensemble Roca Vol.4 公演がやってくる!


今日から私が副代表を務めるアンサンブル・ロカの第4回目の
リハーサルがスタート♪


プログラムが面白い。


領域を横断して ~ふたつのラテンと現代~

Eitor Vila=Lobos ブラジル風バッハ第9番
豊住竜志 バラードⅠ -室内オーケストラのための-
壺井一歩 歩きながら話そうか
糀場富美子 Sky was sky
Manuel de Falla 恋は魔術師


作曲家と演奏家が一体となった室内オーケストラ団体。
しかも、楽器の幅も広い。
弦楽器、木管、金管、打楽器。
サックス、ピアノ、バストロンボーン、通常の室内オケにはない編成。

豊住先生、壺井先生、糀場先生の作品はすべてロカ委嘱作品で初演。
お三方の作曲家については、後日またブログに書きます!

ヴィラ=ロボスとファリャは
代表の植田彰とコンポーザインデジレンスの壺井一歩が編曲。

前回公演ではピアノの出番が少なかった。
が、今回はかなり弾きます♪

ピアニストというのは、室内楽・ソロなど
基本的に常に弾いている習性があるためか、
オーケストラの中で弾く時の、長い小節に渡っての
「10小節休み」とかに耐えられない!笑
待つのが仕事・・・

そして、長い休みの後に来るのは、たいてい
「効果音!衝撃!変化!」など、
一発決める!ということが多い。
だから、タイミングを外すわけにはいかないのだ。

これが、妙な緊張を生む・・・

ただ、拍どおりなのだが・・・


もうひとつの問題は、パート譜に慣れない。

基本、ピアニストは室内楽では総譜を見て弾いている。
全体の動きを見た上で演奏を進めていくのだが、
パート譜だけでは、なかなか見えてこない。

さ、今日・明日とのリハーサルで目が点にならないよう
がんばってくるぞ!


つづく・・・


Ensemble Roca Vol.4
9月21日(火)19:00開演
チケット¥3000

チケットのお取り扱いは以下

☆電子チケットぴあ:http://t.pia.co.jp/ (0570-02-9990)

☆アンサンブル・ロカ:ensembleroca@gmail.co.jp

☆稲岡まで:chikaiina7@gmail.com 

2010年8月20日金曜日

ようやく・・・

ようやく暑さが和らぎ、立秋を感じられるようになってきた。
と思ったら、8月のブログは初。

暑さに負けておりました。

その間、いろんなことがありましが、
ちびっ子の発表会でゲスト演奏したり♪
京都でお茶屋さんを楽しんだり、
ドイツから一時帰国の友人に会ったり、
浴衣を着て鰻を食しながら花火を見たり、
お盆は全く関係なくトリオの合わせをしたり♪

そして、秋から冬にやってくる演奏会のビバ☆練習!


最近、高校・大学(東京)時代の頃に触れた作品に
再度触れる機会が多い。

春頃には原点回帰ということが比較的、テーマだったように思う。
そして、ここにきて発見・再確認のような作業が出てきた。

勿論、同じ作品に触れなくても、そのような感覚は常に付き纏うが、
この秋にやってくる演奏会では私の想い出の作品が多くある。

9月12日にはヴァイオリニストの田村安紗美さんとかなり久しぶりの共演。
彼女とは高校・大学時代に本当によく一緒に演奏したものだ。
私にとって、他の楽器とアンサンブルという分野では一番最初の相方といえる。
今でもよく覚えているが、サンサースのヴァイオリン協奏曲を伴奏した。
高校1年生の私にはアンサンブルが楽しくてしょうがなかった。

12日に演奏する作品は彼女と過去に一緒に演奏した曲も含まれている。
やはり、少し一人で弾いてみると解釈が以前と違う。
更に彼女の今の考えが入ってくるとどうなるか・・・
来週の合わせが非常に楽しみだ♪


そして、10月にはピアノ五重奏の本番がある♪
ブラームスもシューマンも私が大学時代に演奏した曲。
当時、ピアノトリオすら、まともに弾いたことがない私に、
いきなり五重奏の話がきたことを覚えている。
しかも、N響のヴァイオリン奏者横山先生や、チェロの三森先生。
他のメンバーは大学の先輩。
そこに、一番下っ端でピアノの私が入ったわけだ。
ついていくのに必死だったような記憶がある。
今思えば、皆様に教えて頂いたというか、
間違いなく、足を引っ張っていたであろう。笑


上手い人とアンサンブルするといいと思っていた時期もあったけど、
それが全てではない。
色んな考えを持った人とすることに意義があるように思う。
勿論、音楽的に刺激のある人と演奏するのは楽しくてしょうがないが、
何かしらの影響し合う人とすることには、大きな学びがある。

今日はこの秋冬にやってくる、面白そうなアンサンブルについて書いてみた。

2010年7月9日金曜日

再会Happyパート2

8日はユーロピアノ八王子にて、工房コンサートvol.3の打ち合わせ。
次回は2月末の予定。決定次第、コンサート情報に掲載します♪

「音楽の遊び」

人間にとって「遊び」というものは、大事なものかもしれない。
如何なる大変な仕事であったとしても、プライベートでも
「遊び」や「遊び心」を
ひとつのエッセンスとして入れることによって、
大きくその世界は変わるのではないかと思う。

遊びすぎるのは、破綻を生むが、
その「心」が入ることは
豊かにしてくれるように思う。

そんな話などをした後に、赤羽へ向かう途中、新宿で乗り換え。

前方から記憶のある方がこちらへ向かってくる。
先日に続き、久しぶりの再会パート2.in 新宿駅ホーム

彼は能勢広さん。映像カメラマン。

ドイツで彼とは知り合った。
文化庁派遣芸術家在外研修員として撮影留学なさっていたのだ。

先日、彼は学校を立ち上げ学校長に就任なさったようだ。
幾つかの大学でも後進の指導もなさって、
映像撮影家として第一線でご活躍。

初心者からプロまでの育成の学校。
JVSA日本ビデオ撮影アカデミー
「撮影に特化したカリキュラムなので、低料金で学べます」
http://jvsa.info/

能勢校長からの言葉~抜粋~
撮影技術はもちろんですが、技術だけでなくビデオカメラを通して
「自分は何を見て、何を伝えたいのか」
の映像表現法の具体化を実現する為の授業を行っていきます。
映像を通して発見する楽しさを受講生の方々と一緒に探していければ幸いと思います。

ご興味のある方は是非、覗いてみてください。

彼は育成に、活動に全て真剣に向かっていきます。
熱い方だと思います。

久しぶりの再会にHappyパート2でした。

2010年7月7日水曜日

七夕@Happy

今日は七夕。

近所のスーパーの笹には短冊に沢山の願い事が飾られている。
私は願い事もしたい事もいっぱいあるが、
Happyでありたい。自分もみんなも世の中も。


昨日は整体へ行ったのだが、待合室で座っていると
綺麗な顔立ちの女性が入ってきた。

どこかで、見覚えのある顔。

私の心の中で、はじまった葛藤。
『あれ?!もしかして、この女性は。。。
でも、こんなところで、彼女がいるわけないか・・・。
受付の人がお名前を呼ぶまで、待ってみようか。
話しかけようか・・・どうしようか・・・
え~~~い! 聞いてしまえ!!』


私:「あの、すみません。間違っていたら、ごめんなさい。もしかして。。。」

女性:「きゃああああ!!!うそおおお!!!なんで~~~!?!?」

大騒ぎの二人。


彼女はピアニストの宇都宮三花さん。

11年ぶりの再会。
私の恩師の音楽合宿で知り合い、
音楽仲間を通して、彼女がドイツに留学したり帰国したり、
活躍している情報は耳に入っていた。
コンサート会場など、音楽業界の場面での再会はありえるが、
まさか、こんな場所で!?

あるんですね。
こんなことが。

しかも、久々の再会にも関わらず、仕事をお願いした。
快諾してくれた、彼女に感謝。

学生時代に知り合った音楽仲間が、
活躍している話をきくと、心強く、嬉しく、パワーをもらう。

Happyな再会だった。

2010年6月28日月曜日

6月20日から

遅くなりました!

~6月20日から~

レクチャーコンサートvol.2inユーロピアノ八王子工房
 
音色<オトケシキ>


使用楽器
Hoffmann(ホフマン)のモダンピアノ。
Dulcken(デュルケン)1815年レプリカ
Rosenberger(ローゼンベルガー)1830年頃オリジナル


まずは、スカルラッティ、バッハを演奏。
Dulkenの音色で同時代の作曲家、
違う国の作曲家、違う性格を持つ作品に
お客さんは耳を澄ましてくださった。

次に楽器を持ったお客さん?お客さんに扮した音楽家?!
に登場していただく。

オーケストラ楽器の音を聴いてみよう!!
ヴァイオリン・チェロ・クラリネット・トランペット・トロンボーン♪
会場からはいろんな反応があり、沸いていた。

そこで、モーツァルトのピアノ協奏曲を
Dulcken→ピアノソロパート
Hoffmann→オーケストラパート

まるでオケとソロ楽器が演奏しているかのような錯覚になる。
音量という面では、絶対的にモダンピアノのパワーにはフォルテピアノは勝てない。
Hoffmannに包まれた中でソロDulckenの音が立ってくるではないか。
違う音色によって見事に両方が引き立っていくのである。
当時のモーツァルトが求めた音色<オトケシキ>が顔を出したかのように思えた。

通常オーケストラと演奏しないとしたら、モダンピアノ2台での演奏となるが、
モダンピアノ2台では得られない音色が生まれた。
アプローチの仕方もモダンピアノで演奏するのは違って、
非常に面白かった。

このDulckenとHoffmannでピアノ協奏曲の音色の融合は
リハーサル初日に私と末永さんが驚くほど感動した。

後半はピアノマイスターの加藤さんとの対談ではじまる。
加藤さんの話にはいつも説得力があり、核心をついている。

シューマンの子供の情景をRosenbergerで。
情緒たっぷり話しかけてくる音に、私は思わず演奏に聴き入ってしまった。
オリジナルピアノから出てくる当時のままにある音。
どんな人達がこの楽器に触れてきて、ここにたどり着いて、
現代の我々に語りかけてくれているのだろう。
言葉にすることが、勿体ないくらいだった。

グリークとショパンをRosenbergerで堪能。

Hoffmannでシューマンのクラスレリアーナ。
モダンピアノの響きへ。
リストの愛の夢。

最後にはHoffmannでブラームスのハンガリー舞曲第6番連弾。
ここに、オーケストラの響きとピアノの響きが残った・・・


お客さんがどのように、感じてくださったかはわからないが、
今回は沢山、耳を使ってくださったのではないかと思う。
音に耳と心を傾ける時間。
素敵な時間だったと思う。


素晴らしいバックアップをして下さったユーロピアノさんに感謝。

一緒にこのような機会を提供できることにより、
本当のピアノの姿を皆さんに知って頂けることを嬉しいと思う。
そして、我々音楽業界の人間も原点回帰が必要であると実感した。

もしかしたら、音楽だけでなく世の中もなのかもしれない。

さて、次回vol.3に向けて、また試行錯誤がはじまる♪

2010年6月24日木曜日

6月19日から

いろんなことがあった日々を追って、
少しずつ更新しようと思います♪


~6月19日(土)から~


この日は朝から昭和音楽大学附属音楽教室でのイベント。

司会進行をしたり、
下は年長さんから高校生、大人の方までの演奏審査、
少しだけピアノを弾くという少々、ドタバタ。

そのイベントの中に組み込まれている、
「プラスワン講座」
という30分ほどの講座があります。

今回はバロック舞踏家であり、チェンバリストの村井頌子先生が
講座をしてくださいました。
楽曲は参加者の皆さんが演奏した曲目の中から抜粋し、
舞曲についての簡単なステップ、歴史をわかりやすく話してくださいました。

私は村井先生に頼まれ、踊りに合わせて演奏させていただきましたが、
如何せん、踊りの方が気になってしまって、
「弾いている」という感覚ではありませんでした。笑
他の審査員の先生が踊りに参加し、私も踊りたい。。。
羨ましい目で見ていました。

やはり、参加者にとって身近な曲でステップを知ることにより、
より音楽が身近に感じ、リアルに感じるのではないかと思います。

難しいリズムを四苦八苦して、
この音価はどうのこうのと言っているより、体で感じる。
体感というのは重要であると再認識。

それにしても・・・村井先生のスタイルは素晴らしい。
流石、舞踏家でいらっしゃる。
姿勢もよく、体のラインは品よくキレイでいらっしゃる。
私まだ30代なのに、寸胴体形って同じ女性として、どうよ!?
心がけていかないと。
踊ってみるか。

そして、イベント終了後、
工房コンサートの最後のリハーサルへ向かったのであった。


つづく。

2010年6月21日月曜日

満員御礼

20日の工房レクチャーコンサートvol.2を
お蔭様で楽しんで終えることができました♪

ありがとうございました。

詳細は近日中に追記させていただきます。

この場を借りて、暑い中いらしてくださったお客様、
ユーロピアノさん、スタッフの皆様に
御礼を申し上げます。

2010年6月10日木曜日

20日は工房レクチャーコンサート♪

いよいよ、20日(日)14:30~ユーロピアノ八王子工房にて、
ピアニストの末永匡氏と二人でのレクチャーコンサートVol.2が
やってきます!!

今日は末永さんと朝からリハーサル。
アイデアと楽しさでワクワクする時間です♪

今回のテーマは


『音色の可能性』



ユーロピアノさんの八王子ピアノ工房内で、工具が並んでいる中で
今、注目のHoffmann(ホフマン)のモダンピアノ。
Dulcken(デュルケン)1815年レプリカ
Rosenberger(ローゼンベルガー)1830年頃オリジナル
この3台の使用。

しかも、ホフマンとデュルケンというモダンピアノとフォルテピアノで
モーツァルトのピアノ協奏曲の演奏!?
オーケストラパートとソロパートがどうなるの??

シューマンの子供の情景はローゼンベルガーで
当時のオリジナル楽器の音を楽しむ。。。贅沢。。。

これは、ほんの少しのインフォメーション。
当日には、何かが起きます!!

気楽な格好で、楽しみにいらしてください!

まだ、少し席が残っているようです♪
要予約なので、下記のユーロピアノさんへご連絡お願いします。
もちろん、直接、稲岡までご連絡くださってもOKです→chikaiina7@gmail.com

6月20日(日)14:30~16:00
ユーロピアノ八王子工房
チケット料 2.ooo円
Tel 042-642-1040
E-mail info@euro-piano.co.jp

2010年6月7日月曜日

Chopin6月号

雑誌Chopin6月号に恩師ルドルフ・マイスター教授の
音楽合宿の模様が掲載されています。

Chopin編集者の劉さんが丁寧な取材をしてくださいました。

この音楽合宿に、より多くの学生さん達が参加できると
いいのに・・・と思います。
大学卒業してもっと勉強したいという方も多く参加
されているので、モチベーションが高いのかもしれません。
でも、そういった中に学生が入ると相乗効果が生まれるのです。

来年からの室内楽(ピアノデュオ含む)も始動♪
これはワクワクですね。

因みに、私の通訳スタッフとしてのインタビューも掲載されています。

是非、ご覧ください♪

2010年6月3日木曜日

トリオ

先日、チェリストの五十嵐あさかさんが我が家へやってきました。
打ち合わせ&初見大会。

彼女とは昨年秋ごろから何かとお仕事ご一緒させていただいています。
五十嵐さんはチェリストとして、活躍すると共に、
編曲者としてもかなりの腕です。

昨年、ストラヴィンスキーの春の祭典を彼女の編曲で
ヴァイオリン&チェロ&ピアノのトリオ編成で演奏しました。
天才的な編曲力&仕事が早い!
見事に必要な音を拾っている。

彼女は、読譜能力と想像、楽器の都合もよくよくわかっている。
勿論、多少のコツなんてのもあるのでしょうけど、
いろんなバランスが取れているわけです。

そして、五十嵐さんと新日本フィルの竹中勇人さんでトリオをしよう!
という話が動こうとしています。
時間をかけて、3人で深く音楽していこうと思います。
来年の今頃に面白い演奏ができる予感です。

乞うご期待♪

2010年5月31日月曜日

ピティナ会合&アドヴァイスレッスン

この週末はピティナ城北支部の会合とアドヴァイスレッスンがありました。

28日(金)ピティナ専務理事福田様、堀様、倉持様。
YMS荒井からは大里会長はじめスタッフの皆様6名。
城北支部指導者は秋山徹也先生、高木早苗先生、杉崎幸恵先生、末永匡先生。
総勢14名での会合。
新しいプロジェクトに私も参加できることに、気が引き締まりました。
そして、楽しみです♪

30日(日)朝から北赤羽にてアドヴァイスレッスン。
ピティナのコンペが始まるということで、受講生の皆さんも
先生方も保護者の皆様も非常に熱心でいらっしゃいました。
今回はA1級~E級まで5名の方にレッスンさせていただきました。
受講生の皆さんは日頃ないくらい、緊張しているようでした。
私は遠慮なくズバズバと話してしまうタイプなので、
ちょっと、ビックリしてしまったのでしょうかね。笑
しかし、私がする質問に対して、いろいろと考えながら
頑張って返答してくれました。よかった。

ひとついえる事は、同じ曲をずっと演奏していくときに、
新しい発見をしようとしなくなっている方が多くみられました。
せっかく先生方がヒントを出してくださっているのに、
ただ「注意を受けた。」というところで、止まってしまうと
非常に勿体無いわけです。
もちろん、我々指導者も生徒さん其々に合ったヒントを出す、
若しくは、敢えてヒントを出さない。など、試行錯誤しなくてはならないでしょう。
楽譜にはもっと沢山のヒントや宝物が書かれています。
私もまだまだ発見できていません。
生徒さんも私も関係なく、もっと貪欲にいろいろ発見していきたいと思いました。

2010年5月27日木曜日

大倉山リサイタルのこと。

19日の大倉山のリサイタルから一週間が過ぎてしまいました。

早いですね。。。

リサイタルのこと。

前半プログラムのBach平均律。
今回演奏した6曲のみならず、
他の平均律の曲も全て勉強する必要があると思いました。
初めて平均律と向き合ってみて、まだほんの少し垣間見ただけ
だと実感しました。もっと、知るべきこと知りたいことがあると。

全ての作品とは申しませんが、Bachから枝が分かれて、
後のいろんな作曲家に繋がっていくのではないかと思うのです。
まだ、これからです。
ただ、とても私には貴重ないい経験になったと思います。

後半プログラムはMozart。
私のライフワークである作曲家。
これからも、取り組んでいこうと思います。


♪ここから、少し皆さんに聞いて頂きたいお話♪

今回、演奏させていただいた大倉山記念館のピアノについて。
大倉山記念館は横浜市の下、運営されており、水曜コンサートに関しては
ボランティアスタッフの皆様で成り立っています。
1000回を有に越す公演回数で、多くの演奏家・聴衆が訪れています。
そこにある、ピアノがかなり消耗されていることや、
管理にも空調が整った環境でないため、楽器の鳴りに限界がある状態です。

そこで、ピアノの修繕もしくは、再購入を検討できないかという話になったのです。
以前からスタッフの皆さんも頭を悩ませていたようですが、
市の運営上、予算に厳しいものがあるようです。

我々、ピアニストに何かできないかとご提案させていただきました。
やはり、演奏家は贅沢なことを言わずとも、そこにあるピアノで
よりよい音を作り出す作業を懸命に行いたいのです。
そして、大倉山記念館には多くの演奏家が絶えずに訪れているわけです。
この演奏会が長く続いていくためにも、必要であると思います。

そこで、先ずは署名、場合によっては基金募る。
ということで、呼びかけをし、力を合わせていかないかという話になりました。
アンコール演奏の前にお客様にも話しかけたところ、
賛同してくださった方が多くいらっしゃいました。
スタッフの皆様も準備にとりかかってくださっています。
近日中にスタートされるので、皆さんのお力をお借りしたいと思います。

大倉山記念館水曜コンサートについてのページです↓
http://suicon.blog76.fc2.com/blog-category-8.html

2010年5月20日木曜日

御礼

19日、大倉山記念館ホールでのリサイタルを
沢山のお客様とスタッフの皆様のおかげで
無事に楽しんで終えることができました。

ありがとうございました。

リサイタルの様子などについて、
近日中に追記します!

先ずはこの場をお借りし、

感謝♪

2010年5月12日水曜日

19日は大倉山

5月19日(水)19時開演
大倉山にてバッハ平均律第2巻リレーコンサート

あと、1週間です!

チケットがまだ少しあるようなので、
是非いらしていただけると嬉しいです♪
皆さんと時間を共有できたらと思います。

ギリシャ風建物で、趣のある素敵なところです。
気軽にお越しください。

問い合わせは私に直接メールOKです。
チケット(大人¥1.500/小人¥700)
ご希望の方はこちら↓までメールをください♪

chikaiina7@gmail.com

少し昨日から寒いですが、皆さん体調を崩されないように
気をつけてくださいね!

2010年5月7日金曜日

本の紹介

GWは見事な晴天。
いろんな楽しい時間を皆さんお過ごしになったことと思います。

今日は一冊の本をご紹介したいと思います。

私の友人で非常に興味深い方がいます。

ピアニスト&ピアノ講師、
&ピアノ教室コンサルティング
という肩書きの持ち主。

藤 拓弘さん
Tou Takuhiro

彼の著書が5月5日に音楽之友社さんから出版されました。

【成功するピアノ教室】
~生徒が集まる7つの法則~
¥1600+税

ピアノ教室の運営のあり方です。
ビジネス本です。
ピアノ教室にビジネス本?!

今まで誰も触れなかった分野ですね。
面白い。

彼は大変、心あるお人柄でありながら、
男性ならではの論理的で鋭い目線をお持ちです。

ムジカノーヴァや韓国の雑誌にも連載されるようです。
彼のブログ↓も是非、覗いてみてくださいね♪

リーラムジカ
http://lilamusica.blog.so-net.ne.jp/

2010年4月28日水曜日

楽譜

音楽家は沢山の楽譜を所有しているわけですが・・・

明日に引越しを控え、
ダンボール箱に物を入れる作業のオンパレード。

ダンボール箱、消費量第一位は
ダントツで楽譜。

5年前にここでの生活が始まって、
5年前より明らかに楽譜が増えている。

嬉しいなぁ。
このダンボール箱は、
私の宝箱なんだなぁ。

そんなことを思いながらの作業。

私の最近のお友達は

「埃とダンボール箱。」

2010年4月14日水曜日

セカンド・サンデー・コンサート

11日にユーロピアノさんのショールームでコンサートがありました。

日曜日の午後3時からの開演。
この日はお天気もよく、「あつ~い!」と思うほど。
お客様は25名ほど。会場も小さく、ピアノはベヒシュタインのアカデミー。
バッハ&モーツァルト。お客様にはバッハが好評♪
ビックリ&嬉しい。

私の気分としては、この日はすっかり「ハウスコンサート♪」

ドイツ留学時代に、Landau(ランダウ)という小さな街で
初めてハウスコンサートに出演した時のことを想い出した。

5月の少し暑い日、1階にはカフェレストランがあり、市庁舎広場に面したご自宅。
クーラーのないドイツの家では、暑い日は窓を開けてのハウスコンサート。
外からはカフェの食器のあたる音や、人の声がかすかに聞こえてくる。
時には、笑い声や人を呼ぶ声。鳥のさえずり。
それらを心地よく感じながら、演奏に集中していき、お客様はソファーで
くつろぎながら、私のピアノの音に聴き入ってくださった。
時には窓の外からも拍手が聞こえてきた。
ついに、外で聴いてたお客さんが、部屋の中で聴かせてくれないかと
後半は入って来て下さったりもした。笑
演奏会後はお客様とビュッフェ形式に食事をして、話が弾む。
お客さんの中には「我が家にもハウスコンサートを頼むよ。」
と声をかけてくださった・・・

と、あの時のことを思い出しながら、11日は演奏させていただいた。
今回のお客様は比較的、趣味で音楽をなさる方が多かったので、
日曜の午後に気楽に音楽に身をゆだねていただければと思った。
さあ、どうだったんだろう。

私は、いろんなスタイルの演奏会が存在していいと思う。
お洒落していって、大収容できる素晴らしいコンサートホールでの演奏会。
室内楽に向くようなコジンマリとしているが、いい音響での演奏会。
教会で聴ける演奏会。
公民館や近所の家に遊びに行く感覚の演奏会。
ちょっと食事がてら、音楽も楽しむ演奏会。
野外でも楽しめる、サマーフェスティバルのような演奏会。
リラックスした避暑地での演奏会。

挙げればキリがない。
音楽家は如何なる場合でも、その時ある環境で、自分の音楽に集中し、
またその場にいる人々と一緒にその会を作っていく。

何とも楽しい。

2010年4月1日木曜日

4月

年度が変わり、新体制が今日からスタート☆

3月後半には新体制に入るための引継ぎ等に追われ、
あまり自分の練習に集中できなかった。
また、引き締めて参りたいと思います。

3月末にピティナ城北支部の関係者の皆様と宴席がありました。
高木早苗先生(ブログリストに追加)、杉崎幸恵先生(高校の先輩)、
安澤瑞恵先生、Nさん、Wさん、事務所のH氏、K氏。
高木先生は非常にポジティブで、発展していく明解な意見を。
杉崎先生は非常に鋭いコメントを。
安澤先生はザルツブルクから帰国したてのフレッシュな意見を。

また、新しいことに出会える予感満載です♪

2010年3月24日水曜日

音楽合宿in小出

今年で14回目を迎えた恩師・R.マイスター教授の音楽合宿。
新潟県魚沼市にある小出郷文化会館で3月16~22日に行われた。
毎年恒例なわけだが、少しずつ発展していく。

この音楽合宿の素晴らしい点は沢山ある。

①1200席の大ホールでレッスンを数回受け、修了演奏会に出演。
②2台のフルコン、スタインウエイとベヒシュタインを使用。
③受講生の幅が広い。
これから可能性ある若い学生~ピアニスト、経験豊富な指導者も参加。
④自然の中にあり、皆が集中できる環境にある。
⑤参加者同士があらゆる世代で意見交換ができる。
⑥会館スタッフ・魚沼市のサポートが万全。
⑦ピアノ・マイスターの加藤さんが技術者としてのアドバイスをくれる。

上げればキリがないが・・・。
受講生だけなく、熱心な聴講生の方も多くいらっしゃる。

日本に帰国して5年、毎年この時期には
マイスター教授の通訳アシスタントとして携わらせていただいている。
私はこの音楽合宿で11年前に教授と出会い、
彼の下で5年間勉強させていただいた。
この音楽合宿で初めて受講した際には、このような今日が
訪れるなど、全く予想していなかった。
ある意味、私の大きなターニングポイントだったのかもしれない。
小出郷文化会館さんも、ユーロピアノさんも何かとご一緒させて頂く
機会がある。

5月号の音楽雑誌・CHOPINにこの音楽合宿の模様が
掲載されるようなので、是非御覧ください♪

来年は15周年音楽合宿です。
室内楽(連弾・2台・ピアノトリオ等・・・)の部門も新しく増えます。

私の音楽の故郷、小出。
もう一度、原点に返り、そして更に発展できるよう、
研鑽を積んでいきたいと改めて思いました。

嗚呼、楽しかった♪♪♪
本当によく笑いました。
先生ありがとう♪

2010年3月2日火曜日

思い。

いよいよ3月。春。

受験シーズンも終盤。
生徒さんから合格の知らせが入ると嬉しいものです。
ホッとします♪

この季節は人の生活が変わる時期である。
昨日、ソプラノ歌手の友人Nさんが拠点を東京から地元の富山へ移すということで、
仲間が集まり食事会となった。

話題は馬鹿な話から真面目な話まで。

彼女は地元の文化芸術に貢献したいと熱く語り、
そのために何ができるかと私たちにも意見を求めてきた。

地方にはその地でしか味わえない素晴らしい面々が多くある。
私も地方で演奏させて頂く機会があるが、
いつも様々な事が起きて、楽しい♪
そこには、地元の人々の力が大きく関わっていて、
人の温かさに触れることが多い。

富山でNさんが文化芸術・人に携わり、
富山の人と地が豊に生ることを応援したいと思う。

2010年2月24日水曜日

J.S.バッハさん

J.S.バッハ 平均律第2巻リレーコンサートが横浜・大倉山記念館で4月から開催される。

4人のピアニストが6曲ずつ演奏するのだ。
私は第二走者。(奏者?)5月19日に平均律第2巻第7番~第12番まで演奏する。
後半は私のライフワークである、モーツァルトのパリ時代の作品を取り上げる。

バッハの平均律を6曲まとめて演奏するというのは、初体験。
私には「挑戦」である。
バッハを得意とする友人を、尊敬の眼差しでみていた。

1曲目に弾く第7番BWV876変ホ長調は私が10代後半大学受験で弾いた曲。
第12番BWV881ヘ短調は大学受験で使うか迷った曲。
当時を思い出さずにはいられない。

現在、30代前半。

何か違う。見えてくるものが違う。
バッハってこんななの?凄い。
まだ、わからない・・・。

やっぱり10代はただ弾くことに必死だったのかな。
受験という中で、大変つまらない練習曲になっていたのだろうか。
当時はそんなつもりはなかったのだが。

人であるバッハの作品を人の中にあるものを見つめながら、
音楽をしたいな。

最近の練習時間はバッハが多い。。。
座禅を組んで修行しているようである。

2010年2月17日水曜日

八王子打ち合わせ

先週末、八王子ユーロピアノ工房にて打ち合わせ。
八王子の駅に到着するなり、雪。。。
一瞬、私は新幹線に乗って、雪国に来てしまったか?!と錯覚する。

さて、工房にてピアノ・マイスターの加藤さん、ピアニストの末永さんと打ち合わせ開始。
ピアノにはやはり、長い歴史があって今がある。
話は尽きない。


Vol.2 ~音色の可能性~

フォルテピアノとモダンピアノの共演もあり。
フルコンではなく、家庭用サイズのグランドピアノを使用。
ベヒシュタインではなく、ホフマン。


末永さんと音色の可能性を探求してみようと思います。
また、加藤さんのお話も興味深いですよ。

6月20日(日)皆さんと工房でお会いできることを楽しみにしています♪

2010年2月4日木曜日

節分の日・打ち合わせ

早速、ブログらしい一歩を踏み出してみようと思います♪

昨日は節分の日。夜には一応、恵方巻きと鰯のつみれ汁を食しました。

日中、ピアニストの末永匡さんとユーロピアノ八王子工房Vol.2
レクチャーコンサートの打ち合わせをしました。
Vol.1は昨年10月に開催され、フォルテピアノ2台とモダンピアノ1台を使用。
因みに大盛況でした♪ (後日、Vol.1の様子を写真掲載していきたいと思います。)
Vol.2は少し進化していきそうな・・・予感。

来週末には更にユーロピアノさんと打ち合わせ。
前進できそうです。

楽しみが沢山ある。準備も沢山ある。笑

P.S.コメント等を書き込もうとしてくださった方々へ。
私の設定ミスのため、ご迷惑をおかけしているようで、申し訳ありません。
少しずつ、設定変更しておりますので、
徐々に改善されていくかと思いますが、気長にお付き合いくださいますよう
よろしくお願いします。また、助言を下さるとありがたいです。

2010年2月3日水曜日

稲岡千架のブログスタート!

皆さん、こんにちは。

稲岡千架のブログをはじめました!

Musik@Chika

どうぞよろしくお願いします。

拙い文章ですが、ご愛読頂けると幸いです♪
日々の出来事、音楽生活などを綴って参りたいと思います。