2011年12月25日日曜日

☆メリークリスマス☆

☆メリークリスマス☆

☆Ein frohes Weihnachtsfest☆

お隣のお家からは、楽しい歌声が聴こえてくる♪

我が家は昨日はチキン&ケーキ。
今夜は旦那さんの実家から送られてきた野菜を
ふんだんに使っての鍋。

何とも平和で幸せな夜である。

皆さんも素敵な夜を☆

千架

2011年12月7日水曜日

R.マイスター音楽合宿2012

外へ出かけると、クリスマスの装飾。
人から頂く贈り物も、クリスマスの包装。

この季節になるとドイツでのクリスマスに向かう1ヶ月を
想い出します☆

そんな中、私の恩師ルドルフ・マイスター氏のピアノ音楽合宿2012年のご案内です♪
今年は大地震の翌日からの開催予定であり、中止になりました。

♪2012年3月13日~16日開講♪
場所:小出郷文化会館(新潟県魚沼市)
マスターコースA(メインとなるコース 年齢制限なし)
マスターコースB(短期間コース 年齢制限なし)
ヤングピアニストコースA(13歳~18歳 2回レッスン)
ヤングピアニストコースB(13歳~18歳 1回レッスン)
ピアノ指導者コース
室内楽コース(2台ピアノ・連弾・デュオ・トリオ等々、ピアノを含む編成なら何でも可)

※参加募集ですが、先着順なので定員に達した場合はキャンセル待ちに
なるので、ご了承ください。聴講生は定員はございません。

多彩なコースで催します。
音大受験希望者、音大生、留学希望者、コンクールへ挑戦したい方、
演奏家、指導者等々。
中には、生徒さんと一緒にマスターコースで参加なさる熱心な指導者の方も
何人かいらっしゃいます。
皆さん、意欲的な参加者です。
年齢層も幅広いので、ピアノを通していろんな交流ができると思います。

数回のレッスンを1200人収容の大ホールで重ね、
修了演奏会ではベヒシュタインとスタインウエイのフルコン2台からどちらかを
自身で選択し、演奏するというのが大きな流れです。
コースによりますが、最後に20分程度のカウンセリングもあります。

2011年3月にできなかった企画を実現させましょう。
ということで、「F.リスト」を取り上げた講座をします。
2012年はリストイヤーではありませんが、素通りせずに、
我々ピアニストとして、見ていきましょう。ということです。

私は通訳・サポートとしてご一緒させていただきます。
何か質問などございましたら、直接私にご連絡くださっても構いません。

リピーターの方が非常に多い講習会ですが、
新しい出会いもまた、素晴らしいものです。
興味がある方は是非!
先生方も生徒さんに一つの刺激や経験として、おススメしてみてください。
どっぷり朝から夜までピアノとホールの中に隔離された状態です♪
最高ですね☆

詳細はこちらをご覧ください。

ルドルフ・マイスター音楽合宿2012年

2011年12月2日金曜日

ソロ納め

師走になり、一気に寒くなりました。
いよいよ、冬到来。

昨夜、12月1日は勤め先の学内講師演奏会。
ヴァイオリンとのデュオとピアノソロでの出演。
私のピアノソロでの出演は年内最後の納め。

先ずはベートーヴェンのヴァイオリンソナタのクロイツェルを
鈴木葉子さんと演奏。
ヴァイオリンのソロから始まるこの曲は、ヴァイオリニストには緊張が生まれるであろうし、
お客さんも惹きつけることだと思う。
ピアニストの私にも、ヴァイオリニストが始まると
「ああ、クロイツェルだあ♪」
と思わせてくれる。
この作品はピアニストには基礎的な技術の難しさをまざまざと見せつけられる。
ヴァイオリンとのバランスも難しい。
でも、とってもいい曲。
いつかは弾きたいと思っていたけど、葉子ちゃんにこういった作品に触れるチャンスを
与えてもらえて本当によかった。ありがとう。

ソロ納めのバッハ=ブゾーニのシャコンヌ。
これも初めて本番に乗せた。
以前から弾きたい曲であったが、なかなか人前に出すことなく、
今日を迎えてしまったのである。

何故、今回この作品を演奏しようと思ったか。
今年はバロック作品やポリフォニックな要素の高い作品と向き合った生徒さんが多く、
皆がそれなりの成長をみせてくれたこと。
今年は弦楽器とのアンサンブルが多かったこと。(原曲がヴァイオリンソロ)
リストの作品に触れ、編曲など繋がること。
(余談:リストはブゾーニを認めていないが、ブゾーニは尊敬していた。)
そういったことから、講師の研究発表の場に今年の自分には相応しい曲につながった。

いざ、本番は。なかなか、思うようには演奏できず、
やっぱり自分の甘さに出会ってしまう。
もっとジックリ丁寧に進めたいところで、ワタワタと急くように弾いてしまったり、
一瞬の音の進行が戸惑うことにより、崩れそうになるという脆さ。
そういったことによって、響が雑になる。
以前から自分にはこういったことがあるのは、よくわかっていたので、
今回はそうならないように必死にコントロールし、そのための練習はしてきてはいるものの、
本番には「ちっちゃい自分」がいて、負けそうになる。

そういった時、恩師の言葉が支えとなります。

“Nur Musik denken,.Einfach!”

「音楽のことだけ考えよ。単純に!」

そうすると、次自分がどういったことをしなくてはいけないのか、
音楽だけに向かえる。

まだまだ、ちっちゃい自分の2011年最後のよきソロ本番でした。
来年に繋げたいです♪

2011年11月30日水曜日

11月最終日

今日は11月最後なのに、11月最初のブログ。

今月はちょろちょろと小さな本番がありつつ、
ソロでの演奏は明日が年内最後。
あとはヴァイオリンとのデュオも演奏する。

ソロのバッハ=ブゾーニのシャコンヌも、
デュオのベートーヴェンのクロイツェルソナタも、
とても遣り甲斐がある作品。

比較的、自宅で落ち着いて練習できた一か月だった。

無理なく、ゆったりと音楽できるといいな。

2011年10月23日日曜日

御礼@工房レクチャーコンサート

昨日、10月22日リストの200年生誕日。
ベートーヴェン=リストの第九のレクチャーコンサートは
お蔭様で多くのお客様と一緒に無事に終えることができました。

お天気が悪い中、多くの皆様がいらしてくださり、
本当に救われる思いでした。嬉しかったです。
ありがとうございました。

集客も心配されていましたが、直前会場を覗くと満席。
ここで演奏者である末永さんと私のテンションは一気に上がりました♪
会というのは聴衆の皆様がいて、成り立つものなのだと改めて実感。。。

作曲家達、楽器、歴史と共に、第九を紐解いていくレクチャーコンサートでした。
これだけを盛り込むには、時間は足りず、オーバーしてしまいました。
しかし、聴衆の皆様が、深い気持ちで私たちに寄り添ってくださり、
最後の第九のピアノ2台での演奏に辿り着くことができました。

最後に演奏したときに、まるで第九の演奏を通して、
創造主、理想郷に手を伸ばし向かっていくような精神的感覚を覚えました。

今回、私は初めて第九に触れましたが、
この作品を通していろんなことを学ばせてもらいました。
ベートーヴェン、リストから教えてもらい、
楽器からベヒシュタインから教えてもらい。
もらってばかりですね。

第九を今回は4楽章だけの演奏だったのですが、
全楽章を末永さんと演奏したいです。
私たちにチャンスをくださるとうれしいです♪

昨夜は脳みそは興奮、体は疲れ、夢でまた、第九を弾いていました☆
まだ、弾き足りないのかもしれません。。。

いらしてくださった皆様、ユーロピアノのスタッフの皆様、
素晴らしいピアニストの末永さん、ありがとうございました。

2011年10月18日火曜日

10月22日の準備

10月22日の工房レクチャーコンサートに向けての準備は、
DUOの相方である、末永さんと、ここのところの週末はリハーサルが続いています。

今回で4回目であるこの工房コンサート。
いつも多くのお客さんが来てくださり、大盛況な会になっている。

最近、自分でやっているようで、やっていないようで、空振り感があった。
悶々としているというのでしょうか。。。
スカスカというのでしょうか。。。
別に何かあったとかではないので、ご心配なさらないでくださいね☆

しかし、それは自分で勝手に呪縛していたかのようにも思う。
何て、私は馬鹿なのだろう。

もっと素直に、もっと単純に音楽に向かうだけでいいのではないかと思うのだが。

だけど、少しずつ末永さんや、周りの人たちのお蔭で、
方向を見失わず、向かうことができていると思う。
皆に甘えさせてもらいつつ、あと数日でできる準備をしよう。

あと少し、自分なりにやってみようと思う。
そして、末永さんとユーロピアノの皆さんと、聴衆の方達と、
いい時間を過ごしたい。

こんな私ですが、どうぞよろしく。
そして、こんな私ですが、
10月22日14時半に八王子のユーロピアノ工房に遊びにいらしてください♪
まだ、今回は席が残っているようです。

ユーロピアノさんのサイトのイベントをご参照ください。

2011年9月23日金曜日

ベートーヴェン+リスト=第九

このシリーズ、またやってきました♪
楽しみにいらしてください!!

ピアノ工房レクチャーコンサートvol.4 in 八王子

~リストの誕生日に「第九」を~

10月22日(土)14:30~

ベートーヴェン=リスト
交響曲第9番op.125第4楽章(ピアノ2台4手版)

この曲を中心に、ピアニストの末永匡さんと一緒に2人でレクチャーコンサートです。
ピアノマイスターの加藤さんにも、トークに加わっていただきます。

リストの愛した名器ベヒシュタインのD-280を2台使用。
リストが創る、ベートーヴェンの第九。

ベートーヴェンとリストの流れを感じ、歴史を通して、
先人達の声に耳を傾け、今を生きる私たち2人の声を皆様に
届けることができればと思います。

第九といえば、“合唱付き” ですが、合唱・独唱パートもリストの手によって、
2台のピアノパートの中に組み込まれています。
日々、いろんな発見がある作品で、面白いです。

一体、どんな風に聴こえてくるのでしょうか♪

そして・・・

今回から末永さんと私のデュオ名を名付けました。

【 PIANODUO VOCE 】

ピアノデュオ ヴォーチェ です。
いろんな意味を込めた名前です♥

楽しみです。


ユーロピアノさんのイベントページに詳細が記載されています。
参考までにどうぞ。


以下、問い合わせ・ご予約先。(若しくは稲岡千架まで)
ユーロピアノ株式会社 担当:白川
Tel 042-642-1040
E-mail  info@euro-piano.co.jp

2011年9月9日金曜日

久しぶりに・・・

初めての少しほろ酔い加減で、久しぶりのブログ更新。

気が付けば、8月はオサボリな私でした。
スミマセン。

印象に残った演奏のこと。

先日、主人に誘われて行った、何気ないジャズのライブ。
それが幸運なことに、たまらなく気持ちのいい、ドラムを聴くことができた。

ピアノトリオ(ピアノ+ベース+ドラム)で始まり、途中から+メインのヴォーカル。
最初のトリオから、耳心地がいい♪

ピアニスト&ベーシストも気持ちがイイが、
今回はドラムの田井中福司さんに私のハートは持っていかれた。
ドラムソロで、気持ちイイところを超えて、更にたたみかけてくる。
決して、至近距離でも汚い音にはならない。質のいい音。
ヴォーカルのフレーズをモジったり、ピアノの問いかけにちゃんと答えたり、
ベースの音の運びを見ていたり、アンサンブルを多分に楽しんでいるドラム。

ドラムが遊んで歌っていた。

私も音楽でspielen (play)したい♪

これから年末に向けて、いろんな演奏予定がやってくる。
少しずつ、お知らせします!

10月22日は・・・次回ブログで、近日公開

2011年7月28日木曜日

御礼@Piano Trio Live vol.1

27日、Piano Trio Live vol.1の夜を多くのお客様と共に、過ごすことができました。
いらしてくださった皆様、スタッフの方々、
art cafe Friendsの野上さんはじめ皆々様、
絵を描いてくださったKiborioさん、
トリオのメンバー、竹中さんと五十嵐さん、
ありがとうございました。

少しずつ小出しにしていたこのメンバーでのトリオですが、
昨夜で本起動といったところです。
これからが楽しみです♪
リハーサルでは音楽を一緒に作っていく作業が面白くあり、
本番はそんなのは超えて、また違うリアルがある。

プログラムとしては結構たっぷりでした。
前半のヨアヒム・ラフは聴衆の皆さんはお初の方々がほとんどでしたが、
非常に興味を持ってくださった方が多く、好評でした。
世の中にはいい作品が眠っているのですね。
もったいない。

また、皆さんと音楽を共有できる日を楽しみにしています。
ありがとうございました。

2011年6月30日木曜日

ピアノ・トリオ ライブvol.1 ~7.27.wed~

7月27日(水)19:30~

ピアノトリオライブを恵比寿にて催します。

18時からお好きにお食事や飲み物を楽しめ、
19時半から私たちの演奏を楽しんでいただきます。
絵画もあります。
食・酒・絵・音・人と盛り沢山です。

曲はフランス人作曲家C.ドビュッシーの初期の作品、
スイス人ロマン派作曲家のヨアヒム・ラフの作品。
J.ラフの作品は今回、日本初演でしょう。

ラフのことを少し紹介したいと思います。
おそらく、皆様あまりご存じでないかと思うので・・・。
彼は今年、生誕200年のF.リストの助手をしたり、
メンデルスゾーンやハンス・フォン・ビューロと親しくしていました。
後にR・シュトラウスにも大きく影響を与えた人物でもあります。
どっぷりロマン派の作曲家です。
非常に濃厚な作品なので、聴き応えはあるかと思います。

チェリストの五十嵐さんがラフに魅了されており、
竹中さんと私はこの作品に触れることができました。
この作品が、世にあまり出ていないのは、非常にもったいないですね。
私たち演奏家はもっと、知られざる良き作品も、
音にして、再び生きてほしいと思います。

そして、皆様へ届けることができればと思います。

ドビュッシー、ラフ以外にも、面白い作品を用意しておりますので、
是非、気楽にご友人・ご家族・パートナーといらしてください。

席数に限りがありますので、要予約でお願いします。
直接、art cafe Friendsまで。(若しくは、稲岡まで。)

お会いできることを楽しみにしております!


~Piano Trio Live vol.1~
7月27日(水) 19:30~ (18:00.open)

vl.竹中勇人  vc.五十嵐あさか pf.稲岡千架

Programm.
ドビュッシー:ピアノトリオ ト長調
ラフ:ピアノトリオ 第2番 ト長調 op.112


art cafe Friends  (in 恵比寿)

ご予約・お問い合わせ
Tel: 03-6382-9050
Charge:¥3500(1ドリンク付)

2011年6月23日木曜日

お詫び

7月5日に予定されていたトリオ公演中止のご案内。

ドレスデンフィル・チェリストのBruno Borralhinho
フランクフルトクラリネット科教授のLaura Ruiz Ferreres
のお二人とトリオで演奏会が東京で予定されていましたが、

原発・放射能問題により、ドレスデン・フィルの日本ツアーが全公演中止となりました。
この問題はドイツではかなりシビアに取り上げられていると感じます。

今回は延期で、来年にできるといいな・・・とBrunoから連絡。
次回決まり次第、また皆様にはお知らせしたいと思います。

原発、安心して過ごせる日が、一日でも早くきてほしい。
現場で働く方達はこの暑さの中、本当に大変なことでしょう。

さあ、この夏を無事、皆で乗りきれるといいですね。

2011年5月17日火曜日

聴く弾く聴く弾く・・・

♪聴く
15日はDuo Sakuraの演奏を聴きに大森へ。
田村安裕美&田村安紗美。姉妹Duo.高校からの友人。
ヴァイオリン2台だけで広い世界を感じさせてくれた。
個人的にはルクレールの演奏が見事だった。
岡田先生のずいずいずっころばしは面白い。
翌日の演奏に刺激をもらった。

♪弾く
16日はラトビア大使館にて演奏。
Ten.Sax河西麻希ちゃんとSop.Sax福本信太郎先生と
ラトビアの女流作曲家・ガルータのピアノトリオを演奏。
麻希ちゃんは多くのラトビアの作品に触れ、
現地でも演奏しているので、より作品に浸透しているように思う。
福本先生、やっぱり、流石だ。音楽を作りあげるスピードがはやい。
ラトビアの作曲家や音楽事情など全く知らなかったが、
素朴でしかし、いろんなものが入り混じった素敵な魅力のある
土地のようで、興味が湧いた。

♪聴く
今夜はピアニストの末永匡さんが東京文化会館で
リストの死の舞踏を演奏するので、聴きに行く。
他に仲道郁代さんや清水和音さんも出演なさるので、
こちらも楽しみだ。また、刺激をもらってこよう。

そして、次に・・・

♪弾く弾く・・・
6月18日にはヴァイオリンの田村安紗美さんとDuo.(非公開)

7月6日にはTrio.
フランクフルト音楽大学教授のクラリネットLaura Ruiz Ferreres
ドレスデンフィルハーモニーのチェロBruno Borralhinho

7月27日にはTrio.
ヴァイオリンの竹中勇人さんとチェロの五十嵐あさかさんと。

今年はTrio作品を多く弾く年だ。
新しい作品が沢山ある。
頑張って取り組んでいきたい。

2011年5月2日月曜日

御礼

4月29日に続き、5月1日の東日本チャリティーコンサートを終えました。
多くのお客様にいらしていただき、ありがとうございました。

聴衆の皆様は大変反応がよく、
頷いたり、ニコニコと笑顔をみせてくださったりと、
演奏しやすい空間でした。

ソロ演奏につづき、ヴァイオリニストの竹中勇人さんとチェリストの五十嵐あさかさん
とは初トリオお披露目となり、リハーサルと本番含め、充実した時間でした。
また一緒に音楽を作っていきたいと思います。

お客様、出演者、スタッフの方々、
皆様の心あるチャリティーに
心から感謝申し上げます。

さあ、これからまた、未来へ向けて・・・

2011年4月29日金曜日

チャリティーコンサート29日終了

本日29日のチャリティーコンサートは
多くのお客様がいらしてくださり、感謝申し上げます。
義援金も多く集まったようです。
ありがとうございました。

チェリストの五十嵐あさかさんとのDuoで演奏させていただきました。
楽しんで演奏することができました。
また、Soloでは初お披露目作品もあったのですが、
選んでよかったと思います。

明後日、5月1日13:00開演 東音ホール
私はSoloとTrioで出演します。
Trioではチェリストの五十嵐さんに加え、ヴァイオリニストの竹中勇人さんも加わります♪
楽しみ。。。明日は練習。。。

余談ですが、終演後はドイツ時代にお世話になったドゥオールのお二人と
ずっと前から食事をしようと言ってた約束が、ようやく果たされました。
二人の演奏を聴いて、やはり学ぶものがあり、
二人の話をきいて、考えることはいっぱいあり。
明日の力へつなげたいと思います。

今日出会った皆様(お客様・共演者・出演者・スタッフの皆様)、
ありがとうございました。

2011年4月28日木曜日

明日4月29日は・・・

明日、4月29日13:00は
東日本大震災チャリティーコンサート in 赤羽

場所ヤマハミュージックストア荒井 赤羽店
入場無料
皆様の心ある募金をお願いします。

ピティナ城北支部・Red Wingステーション主催で行われる
東日本大震災チャリティーコンサートです。

多数の音楽家が出演します。
楽器も編成も多彩です。

5月1日にも巣鴨で公演がありますが、
1日にいらしてくださる方が集中しているようです。
是非、明日のコンサートに遊びにいらしてください♪

2011年4月5日火曜日

チャリティーコンサートご案内

3・11の大震災から時間は経過していきます。
いろんなことが日々変化していきます。
何も云えませんが、普通のあるがままの日常を有難く生きたい。

一人でも多くの方にいらしていただけますよう、
ご家族、お友達、ご近所さんを誘って是非、いらしてください。
皆さんと私たちと音楽が作る未来の時間だと思います。

~東日本大震災チャリティーコンサート~

◆4月29日(金・祝)
 ヤマハミュージックストア荒井 赤羽店5階
◆5月1日(日)
 巣鴨・東音ホール

両日共に13:00開演
入場無料
※当日、皆様のお気持ちで募金を!日本赤十字社に寄付します。

ピティナ城北支部Red Wing ステーション主催

出演者
 【ピアノ】高木早苗、末永匡、稲岡千架、杉崎幸恵、           
      田中克己(1日のみ)、ドュオール(白水芳枝&藤井隆史)、           
      柴田祥子(1日のみ)、田中希代子(1日のみ)
 【ヴァイオリン】竹中勇人(1日のみ)、竹原奈津、三又治彦(1日のみ)
 【ヴィオラ】直江智沙子
 【チェロ】五十嵐あさか、松浦健太郎
 【フルート】大平記子(1日のみ)
 【クラリネット】木幡亮仁

2011年3月19日土曜日

大地震3・11

3月11日東北関東大震災。
1週間は過ぎた。

皆さんがご無事であること、
皆さんの周囲の大切な方々がご無事であることを
祈る日々です。

何度かブログを書こうとしたが、
何を書いていいのかわからない。

関東も激しく揺れて、私も主人も仕事場から翌日の帰宅となったが、
命もあり、この1週間は電気・ガス・水道のある生活もできている。
被災なさった方々のことを思うと、何と恵まれていることだろう。
家族があること、普通にあること、日常を送れることの有難さを感じた。

そんな中、音楽をする人間の中でも、
「こういうときは、音楽をするものだ!」と
地震の翌日から聞こえてくる声もあった。
でも、私は地震から2、3日は音楽をする気が生まれなかった。
余震と原発と、いろいろな電話やメールでのやり取りの中、
テレビから流れる映像が、あまりに非現実的で理解できなかった。

練習もしなくてはならないのだが、音を出せなかった。
でも、少しずつピアノを弾きはじめた。
まるで自分を慰めることから、亡くなった方への慰めでもあった。
そうすると、少しずつ心が落ち着いていった。
地球にも「どうか、静かに戻ってください。」と祈りを込めるように。

1週間になって、ようやく
「いつか、被災した人、傷ついた人、人が音楽が必要になった時に、
いつでも差し出せるように、準備をしていこうか。」
という思いが生まれてきた。

自然の中に人は生きていて、地殻変動は地球の歴史においては、
ほんの少しのことだろう。
我々人間は地球に住まわせてもらっているのだろう。

ただ、今は日本人・地球人が本当に大切なことをみつめて、
それぞれにできることで、
共に懸命に生きていくことかもしれない。

今日はようやく、余震も落ち着いてきたかと思ったが、
夜になり震度5の揺れがあり、
ご近所の方はラジオを手に持って、外に出てきた。

まだ、いろいろと私の考えも時間と共に変化していくと思う。

私たちの未来のために、何ができるだろう。

2011年3月6日日曜日

Vol.3工房コンサート@御礼そして・・・

2月26日にユーロピアノ八王子工房にて、レクチャーコンサート終了!

宣伝をしたのが非常に間際だったにもかかわらず、
今回は満員御礼を超える、大盛況。
ありがとうございました。

ベヒシュタインとザウターのモダンピアノ2台を使い、
末永匡氏と稲岡の2人で音を紡ぎ出し、
個性の違うピアノの交わりが面白く、
楽しい時間でした♪

次回Vol.4は10月22日リストの誕生日にまた何か起きます。
今から楽しみです。

楽しみといえば・・・

3月13日~19日小出郷文化会館にて、
恩師ルドルフ・マイスター教授の音楽合宿がはじまります。
今年も通訳とリストのレクチャーにて少しだけ演奏もします♪

受講生は早い段階からキャンセル待ちとなりましたが、
聴講生は1200席あるホールですから、まだまだ可能です!
今回は初の試みである室内楽のレッスンもあります。
学生さんだけではなく、指導者や演奏家、幅広い方々が参加なさいます。

是非、興味のある方は魚沼市小出郷文化会館を訪れてみてください。

(問い合わせ先)
小出郷文化会館
Tel/025-792-8811
Fax025-792-6776

2011年2月4日金曜日

来るよ!工房レクチャーコンサートvol.3♪

やって参ります!!



2月26日(土)14:30-16:00
ピアノ工房レクチャーコンサート
~vol.3 ベヒシュタインとザウターの声~



今回はベヒシュタインとザウターのモダンピアノを使用して
楽器の家系を紐解いていきます。

vol.1,vol.2では1800年代のフォルテピアノからモダンピアノへと
辿っていきましたが、
vol.3ではモダンピアノから歴史を
辿ってきます。

皆さんも私たちと一緒に紐解きに参加しませんか?

共演者は勿論、ピアニスト末永匡さん。
二人のピアニスト。
二台のピアノ。
ソロあり、連弾あり、二台四手あり。

私たち二人と技術者のトークあり。
ユーロピアノのピアノマイスター加藤さん。

今回はユーロピアノのF.リスト生誕200周年記念シリーズの
イベントとして、ダブル企画されています。
ということは・・・リストの作品や、それに纏わる作品なども
ご期待ください♪


今回ご案内が遅くなってしまい申し訳ありません。
毎回嬉しいことに、50席満席となっております。
席数に限りがあるので、お早めにお願いします。

皆さんと会えることを楽しみにしています♪


・会場
ユーロピアノ八王子技術営業センター
1階 ピアノ工房

・入場料
¥2000

・チケットお申込み・問い合わせ(席数に限りがあり要予約)
Tel:042-642-1040
info@euro-piano.co.jp (担当:白川)


直接、稲岡までお申込みもOKです!

chikaiina7@gmail.com

2011年1月29日土曜日

平和への道

久しぶりのブログです。
寒いですが、お元気ですか?

少し長くなってしまいますが、
最後まで読んでいただけると嬉しいです。
皆さんにも考えて頂きたいからです。

テレビ番組で、世界遺産の「スターリ橋」が紹介されていました。

~以下、簡単な説明~
ボスニア・ヘルツェゴビナの街、「モスタル」。
モスタルは90年代、激しい内戦の舞台となった街。
それまで仲良く暮らしていたイスラム教徒とクロアチア人の
ふたつの民族が殺し合いを始めました。
戦後15年経った今も、街には銃弾の跡が無数に残り、
互いの民族の心の傷はいえていません。

そのモスタルで、川に男たちが集まっていました。
「スターリ橋」で飛び込み大会が開催されます。
400年の歴史があるという飛び込み大会。
高さ20mからの飛び込みは、男の証。
しかし、内戦前は民族関係なくモスタル中の男たちが参加した飛び込み大会も、
内戦で生まれたわだかまりから、クロアチア人の選手の姿はほとんどありません。

民族和解を願う、優勝候補のイスラムの飛び込み選手が立ち上がります。
彼は、なんとかモスタルのクロアチア人に大会に出てもらいたいと、
同世代のクロアチア人を説得します。
過去のわだかまりをこえ、参加に踏み切ったクロアチア人。
いまだ戦争の憎しみが消えないボスニア。
未来に向けて奮闘する男たちの姿を通して、
和解への希望の光が見えてきました。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

簡単な内容を上記に書かせていただきました。
詳しくは興味ある方は調べて頂ければと思いますが・・・

イスラム教徒、クロアチア人の間で、歴史の中で起きた内戦。
元を辿れば、オスマン帝国が攻めてきた14世紀まで話は遡る。

人の心の傷は簡単に癒えないかもしれない。
しかし、その傷がある上で、人の心で解くしかない。

一人の若者が、深い傷があることを百も承知の上で、
野次られることも覚悟の上で、
「飛び込み大会」
という中で、人同士の和解、平和の真に迫る。

最初は戸惑っていた人達も、
大会当日に向けて少しずつ気持ちに変化が
生まれていく。
大会が終わって、何かが変わり始めたのがよく伝わってきた。

最後に飛び込み選手の彼が
「スターリ橋は人を分ける橋ではなく、
人をつなげる橋であってほしい。」
とメッセージを残していた。


世の中から思うと、私一人というのは極々小さな小さなものだけど、
何ができるかを考え、自問自答しながら諦めずに生きていきたいと思う。
私ができる「音楽」を通して、
何かを伝えられるといいな。。。
人をつなげられたらいいな。。。
人とつながっていたいな。。。

2011年1月1日土曜日

新年のご挨拶

あけましておめでとうございます。

2011年
皆様のご多幸と健康を心からお祈り申し上げます。

音楽と人と共に
心豊かな一年を!!

2011.1.1.

稲岡千架