2011年12月2日金曜日

ソロ納め

師走になり、一気に寒くなりました。
いよいよ、冬到来。

昨夜、12月1日は勤め先の学内講師演奏会。
ヴァイオリンとのデュオとピアノソロでの出演。
私のピアノソロでの出演は年内最後の納め。

先ずはベートーヴェンのヴァイオリンソナタのクロイツェルを
鈴木葉子さんと演奏。
ヴァイオリンのソロから始まるこの曲は、ヴァイオリニストには緊張が生まれるであろうし、
お客さんも惹きつけることだと思う。
ピアニストの私にも、ヴァイオリニストが始まると
「ああ、クロイツェルだあ♪」
と思わせてくれる。
この作品はピアニストには基礎的な技術の難しさをまざまざと見せつけられる。
ヴァイオリンとのバランスも難しい。
でも、とってもいい曲。
いつかは弾きたいと思っていたけど、葉子ちゃんにこういった作品に触れるチャンスを
与えてもらえて本当によかった。ありがとう。

ソロ納めのバッハ=ブゾーニのシャコンヌ。
これも初めて本番に乗せた。
以前から弾きたい曲であったが、なかなか人前に出すことなく、
今日を迎えてしまったのである。

何故、今回この作品を演奏しようと思ったか。
今年はバロック作品やポリフォニックな要素の高い作品と向き合った生徒さんが多く、
皆がそれなりの成長をみせてくれたこと。
今年は弦楽器とのアンサンブルが多かったこと。(原曲がヴァイオリンソロ)
リストの作品に触れ、編曲など繋がること。
(余談:リストはブゾーニを認めていないが、ブゾーニは尊敬していた。)
そういったことから、講師の研究発表の場に今年の自分には相応しい曲につながった。

いざ、本番は。なかなか、思うようには演奏できず、
やっぱり自分の甘さに出会ってしまう。
もっとジックリ丁寧に進めたいところで、ワタワタと急くように弾いてしまったり、
一瞬の音の進行が戸惑うことにより、崩れそうになるという脆さ。
そういったことによって、響が雑になる。
以前から自分にはこういったことがあるのは、よくわかっていたので、
今回はそうならないように必死にコントロールし、そのための練習はしてきてはいるものの、
本番には「ちっちゃい自分」がいて、負けそうになる。

そういった時、恩師の言葉が支えとなります。

“Nur Musik denken,.Einfach!”

「音楽のことだけ考えよ。単純に!」

そうすると、次自分がどういったことをしなくてはいけないのか、
音楽だけに向かえる。

まだまだ、ちっちゃい自分の2011年最後のよきソロ本番でした。
来年に繋げたいです♪

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