2011年12月25日日曜日

☆メリークリスマス☆

☆メリークリスマス☆

☆Ein frohes Weihnachtsfest☆

お隣のお家からは、楽しい歌声が聴こえてくる♪

我が家は昨日はチキン&ケーキ。
今夜は旦那さんの実家から送られてきた野菜を
ふんだんに使っての鍋。

何とも平和で幸せな夜である。

皆さんも素敵な夜を☆

千架

2011年12月7日水曜日

R.マイスター音楽合宿2012

外へ出かけると、クリスマスの装飾。
人から頂く贈り物も、クリスマスの包装。

この季節になるとドイツでのクリスマスに向かう1ヶ月を
想い出します☆

そんな中、私の恩師ルドルフ・マイスター氏のピアノ音楽合宿2012年のご案内です♪
今年は大地震の翌日からの開催予定であり、中止になりました。

♪2012年3月13日~16日開講♪
場所:小出郷文化会館(新潟県魚沼市)
マスターコースA(メインとなるコース 年齢制限なし)
マスターコースB(短期間コース 年齢制限なし)
ヤングピアニストコースA(13歳~18歳 2回レッスン)
ヤングピアニストコースB(13歳~18歳 1回レッスン)
ピアノ指導者コース
室内楽コース(2台ピアノ・連弾・デュオ・トリオ等々、ピアノを含む編成なら何でも可)

※参加募集ですが、先着順なので定員に達した場合はキャンセル待ちに
なるので、ご了承ください。聴講生は定員はございません。

多彩なコースで催します。
音大受験希望者、音大生、留学希望者、コンクールへ挑戦したい方、
演奏家、指導者等々。
中には、生徒さんと一緒にマスターコースで参加なさる熱心な指導者の方も
何人かいらっしゃいます。
皆さん、意欲的な参加者です。
年齢層も幅広いので、ピアノを通していろんな交流ができると思います。

数回のレッスンを1200人収容の大ホールで重ね、
修了演奏会ではベヒシュタインとスタインウエイのフルコン2台からどちらかを
自身で選択し、演奏するというのが大きな流れです。
コースによりますが、最後に20分程度のカウンセリングもあります。

2011年3月にできなかった企画を実現させましょう。
ということで、「F.リスト」を取り上げた講座をします。
2012年はリストイヤーではありませんが、素通りせずに、
我々ピアニストとして、見ていきましょう。ということです。

私は通訳・サポートとしてご一緒させていただきます。
何か質問などございましたら、直接私にご連絡くださっても構いません。

リピーターの方が非常に多い講習会ですが、
新しい出会いもまた、素晴らしいものです。
興味がある方は是非!
先生方も生徒さんに一つの刺激や経験として、おススメしてみてください。
どっぷり朝から夜までピアノとホールの中に隔離された状態です♪
最高ですね☆

詳細はこちらをご覧ください。

ルドルフ・マイスター音楽合宿2012年

2011年12月2日金曜日

ソロ納め

師走になり、一気に寒くなりました。
いよいよ、冬到来。

昨夜、12月1日は勤め先の学内講師演奏会。
ヴァイオリンとのデュオとピアノソロでの出演。
私のピアノソロでの出演は年内最後の納め。

先ずはベートーヴェンのヴァイオリンソナタのクロイツェルを
鈴木葉子さんと演奏。
ヴァイオリンのソロから始まるこの曲は、ヴァイオリニストには緊張が生まれるであろうし、
お客さんも惹きつけることだと思う。
ピアニストの私にも、ヴァイオリニストが始まると
「ああ、クロイツェルだあ♪」
と思わせてくれる。
この作品はピアニストには基礎的な技術の難しさをまざまざと見せつけられる。
ヴァイオリンとのバランスも難しい。
でも、とってもいい曲。
いつかは弾きたいと思っていたけど、葉子ちゃんにこういった作品に触れるチャンスを
与えてもらえて本当によかった。ありがとう。

ソロ納めのバッハ=ブゾーニのシャコンヌ。
これも初めて本番に乗せた。
以前から弾きたい曲であったが、なかなか人前に出すことなく、
今日を迎えてしまったのである。

何故、今回この作品を演奏しようと思ったか。
今年はバロック作品やポリフォニックな要素の高い作品と向き合った生徒さんが多く、
皆がそれなりの成長をみせてくれたこと。
今年は弦楽器とのアンサンブルが多かったこと。(原曲がヴァイオリンソロ)
リストの作品に触れ、編曲など繋がること。
(余談:リストはブゾーニを認めていないが、ブゾーニは尊敬していた。)
そういったことから、講師の研究発表の場に今年の自分には相応しい曲につながった。

いざ、本番は。なかなか、思うようには演奏できず、
やっぱり自分の甘さに出会ってしまう。
もっとジックリ丁寧に進めたいところで、ワタワタと急くように弾いてしまったり、
一瞬の音の進行が戸惑うことにより、崩れそうになるという脆さ。
そういったことによって、響が雑になる。
以前から自分にはこういったことがあるのは、よくわかっていたので、
今回はそうならないように必死にコントロールし、そのための練習はしてきてはいるものの、
本番には「ちっちゃい自分」がいて、負けそうになる。

そういった時、恩師の言葉が支えとなります。

“Nur Musik denken,.Einfach!”

「音楽のことだけ考えよ。単純に!」

そうすると、次自分がどういったことをしなくてはいけないのか、
音楽だけに向かえる。

まだまだ、ちっちゃい自分の2011年最後のよきソロ本番でした。
来年に繋げたいです♪