6月に入っていますね。
大変ご無沙汰をしております。
ここのところ、いろんな方から、ブログを見たと有難いお声掛けいただき、
全く更新を滞っている自身を情けなく思っている今日この頃です。
コンサートインフォメーションも更新しておりませんが、
ちょろちょろと活動しております。
そして、元気にしております!
ご心配頂いた方々、申し訳ございません!
さて、今日はレッスンのこと。
自宅でもレッスンをしておりますが、その中で一つ。
写真なども添えて。
ピアノのレッスンといえば、
ただ「ピアノを弾けるようになる」ということではないと思う。
ピアノを通して、いろんなことを「見る。知る。感じる。」ことができる。
私がドイツへ留学して初めてのレッスンでの出来事。
バルトークのソナタを一回弾き終わった私に、
「君は絵画を見る?」
と言って、ピカソの画集を手渡した。
当時、ドイツ語がほとんどわからない私に、
先生はいろんな解説を付けてくれていた。
今聞けば、もっとわかっただろうに、もったいないことをした。
ただ、ピカソの絵の特徴の一つである、見る視点によって顔が変わることなど
音のバランスやとらえ方、ねらい方の話をしていることは記憶に残っている。
その後、彼のレッスンでは沢山の建築の話、美術の話が散りばめられていた。
実際、留学時代には美術館にもよく足を運んだ。
恩師のレッスンのように、私もいつか生徒さんにいろんな絵画にも触れてほしいと
願っていた。
美術館に行ったことがない人が、行くきっかけになったり、
レッスンしながらヒントになるような絵を一緒に見たり、
想像したり、言葉だけでの説明でなく、見せてあげればと。
しかし、画集を沢山手に入れるには、結構、大変なものである。
すると、なんと!!
銀座の画廊にお勤めになっていた生徒さんが、
「家に沢山の画集雑誌があるのですが、
先生はそんなのいりますか?
もらって頂けると助かるので、いくらでも差し上げますよ!」
なんておっしゃってくださる紳士生徒さんがいらっしゃった!
もう、頂くに決まっているではありませんか!!素敵すぎ。
生徒さんに見せたいと思っていたら、生徒さんから頂いちゃいました。笑。
30冊以上あります。
いろんなヒントや創造につながるレッスンをしたいです。
画集写真は一部ですが、こんな感じ。
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